【広報インタビュー】佐々木慎平弁護士をご紹介します|下町・亀戸で地域密着。人に寄り添う弁護士の想いとは?


勝手に広報応援担当よりご挨拶!
こんにちは!亀戸法律事務所の佐々木先生のホームページなどのサポートをしている“勝手に広報応援担当”です。
今回は、江東区亀戸で地域密着で法律業務を行なっている佐々木慎平弁護士に、じっくりとお話を伺いました。
弁護士を志したきっかけから、地域への想い、仕事へのこだわり、そして少しだけプライベートの一面まで。
「筋の通らないことはしない」「どんな立場の人にも敬意を持って接したい」――そんな佐々木先生の言葉の一つひとつに、依頼者に信頼されてきた理由がにじみ出ています。
「弁護士に相談するのは不安だった。でも、話を聞いてもらえただけで心が軽くなった」そんなご相談者様の声が絶えないのも納得の、誠実で温かな人柄が伝わる内容となっています。
弁護士という枠を超えて“人生の味方”として寄り添ってくれる佐々木先生の魅力を、少しでもお届けできれば嬉しいです。それでは、インタビュー本編をどうぞ!
弁護士としての原点・想いとは?





まずは、弁護士を志したきっかけについてお伺いできたらと思います。



父が弁護士だったということもありますが、何より「困っている人を助けたい」という気持ちが強かったですね。
社会の中で、どうしても立場が弱くなってしまう方たちがいますよね。そういった方の力になれる仕事って何だろうと考えたときに、自然と弁護士という選択肢が見えてきました。
あとはやっぱり、「人を騙して食い物にするような人の側には絶対につかない」っていう自分なりの信念があって。これはもう共通認識というか、根っこの部分です。筋の通らないことはしないし、バランスを見てちゃんと納得できるかどうか。そこはすごく大事にしています。



事務所として、特に大切にしている価値観や信念はありますか?



事務所としては父が40年近く、この亀戸でやっている事務所なんですが、やっぱり一番大事にしてきたのは「誠実であること」ですね。
さっきも言いましたけど、人を騙して得をしようとするようなことには絶対に加担しない。それと同じで、「筋が通らないな」と感じたら、ちゃんとお断りすることもあります。
本当の意味でその人のためになるかどうかをいつも考えて対応しています。それが結果的に信頼につながってきたのかなと思っています。
ご相談内容と印象に残っているエピソード





これまでに扱われたご相談の中で、特に多い分野はどのようなものですか?



本当にいろいろですね。中小企業の経営に関するご相談もあれば、離婚、相続、破産、刑事事件など幅広く対応しています。刑事事件については、加害者側・被害者側、どちらの立場も扱うことがありますが、やっぱり一番難しい分野のひとつです。



その中で、印象に残っているご相談や、依頼者の方からの言葉などはありますか?



そうですね…やっぱり感謝の言葉をいただけたときは、すごく印象に残ります!
「丁寧にやっていただいて、満足のいく結果になりました」とか、「無事に離婚が成立して安心しました。相手からDVを受けていたので、本当に助かりました」といった声は、特に心に残っていますね。
ご年配の方から、「これで肩の荷が降りました」と言われたときも、やっていてよかったなと感じました。刑事事件でも、「話をしっかり聞いてくれて、安心できた」と好意的に受け止めていただけることが多くて。
そういった声が、何よりの励みになっています。
プライベートの過ごし方と仕事とのバランス





お仕事がお忙しい中だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?何か趣味などありますか?



派手な趣味はないんですが、サボテンを育ててます(笑)。あれ、見た目に反して意外と水が必要なんですよ。
それから、たまにジムに行って体を動かしたりもします。仕事で煮詰まったときなんかに、ふっと良いアイデアが浮かぶこともありますし、頭を切り替える時間として大切にしてます。
初回相談で心がけていること





初めて相談に来られる方に対して、普段どんなことを意識されていますか?



そうですね、まず大前提として、相談に来られる方はみなさんそれぞれ事情を抱えていて、たいていは気まずさや不安を感じながら来てくださっていると思うんです。
だからこそ、「良い意味で立場なんて気にしないで、何でも話してくださいね」と、最初に伝えるようにしています。
こちらが構えてしまうと、相手も話しづらくなってしまうので、できるだけ話しやすい空気をつくることを心がけています。



私も最初に先生とお会いしたのは去年の年末くらいでしたけど、正直「ちょっと怖そうな先生かも…」と思ったんですよ(笑)。でも実際に話してみたら、すごく柔らかくて驚きました。ギャップがすごいですよね。



(笑)よく言われます。
見た目がちょっと“バシッ”としてるのはしょうがないんですが、中身はそんなことないんですよ(笑)。
やっぱり、弁護士ってどうしても「怖そう」「話しにくそう」っていう印象があると思うので、それをいい意味で裏切れたらいいなと。
初回の相談ってすごく大事で、ここで「この人なら話しても大丈夫そう」って思っていただけるかどうかが、その後の信頼関係にもつながるので、雰囲気づくりには特に気をつけていますね。
相談者・依頼者への寄り添い方





日々多くの相談を受ける中で、相談者や依頼者の方に寄り添ううえで大切にされていることはありますか?



そうですね。まず意識しているのは、「相手の意見をむやみに否定しない」ということです。
もちろん、明らかに間違っている内容や、法律的に難しい主張があれば、その場でしっかりお伝えはします。ただ、価値観そのものを否定するようなことはしません。
人それぞれ背景があって、悩みを抱えて相談に来ているわけですから、まずはその人の立場に立って話を聞くことを大事にしています。
それともうひとつ。これは当たり前のことかもしれませんが、「依頼者を騙すようなことは絶対にしない」という姿勢です。
どんなに難しい相談であっても、商売目的で煽るようなことはしたくないんです。本当に必要なサポートを、誠実に届けたい。
社会的に弱い立場の方を、法律という道具を使って手助けしていく――それが弁護士としての役割だと思っています。



当たり前のことですが、信頼関係を築くうえで大事なことですよね!



はい。最終的な判断を下すのは依頼者ご本人ですけど、そのために必要な材料や視点を提供するのが私の役目です。「この人に頼んでよかった」と思ってもらえるように、常に正直でいることを心がけています。
事務所の強み・他事務所との違い





他の法律事務所と比べて、亀戸法律事務所ならではの強みや特徴は何だと思われますか?



うちは、いい意味で“アコギじゃない”というか、ビジネスビジネスしていないところが強みだと思っています。
言い方を変えると、それがネックになることもあるかもしれませんけど(笑)
本当に依頼者のためになることを第一に考えている、そういうスタンスです。
あとは、やっぱり相談者との信頼関係をしっかり築くことを大切にしています。相手の話をよく聞いて、その意向をできるだけ汲み取る。これは、どの案件でも常に意識していることですね。
形式的に対応するのではなく、ひとつひとつのご相談と丁寧に向き合う姿勢は、チェーン的な事務所にはない、個人経営のような温かさというか、柔軟さにもつながっていると思います。
相談を迷っている方へのメッセージ





弁護士への相談に不安を感じている方に向けて、メッセージをいただけますか?



そうですね。法律の相談って、人生で一度あるかないかのことだと思うので、やっぱりハードルが高く感じる方も多いと思います。
ただ、相談することで劇的に問題が解決することって、実際そんなに珍しくないんですよ。
逆に、解決に至らなかったとしても、話を聞いてもらったことで気持ちが楽になったり、考えが整理されたりする。そういう“効果”は確実にあると思っています。
だからこそ、「ちょっと話してみようかな」くらいの気持ちで、一度来てみてもらえたら嬉しいです。
話すだけで前に進めること、意外と多いですよ。
これからの弁護士に求められること





社会の変化にともない、今後の弁護士に求められる役割はどう変わっていくと思われますか?



ただ法律の知識を並べるだけなら、AIでもできる時代になってきていますよね。でも、相手の話をきちんと聞いて、その人が何を望んでいるのかを汲み取ったうえで、納得できる形の解決策を一緒に探していく――そういうことは、人間じゃないとできません。
弁護士の役割は、依頼者の“判断”をサポートすることだと思っています。
決断を下すのはあくまで依頼者ご本人。そのために必要な材料や視点を、AIにはできないかたちで提供する。それが、これからますます求められる力なんじゃないでしょうか。
あとは、経営的な視点では、SNSやWEBの戦略といった部分も無視できないですね。弁護士も増えてきて、選ばれる工夫が必要な時代になっていると感じます。
今後の展望





今後、事務所として・個人として、どのような活動やビジョンをお持ちですか?



この亀戸という地域に、事務所としてもう何十年と根付いてきました。
私自身はまだ在籍して10年も経っていないんですが、これからは“亀戸の一員”として、もっと地域に貢献できるような活動をしていきたいと思っています。
たとえば、地域のイベントやお祭りなどで、気軽に参加できるような法律相談のブースを出したり、行政と連携した相談会を開いたり。あとは、お神輿を担ぐくらい地域に溶け込めたらいいなとも思ってます(笑)。
リアルな場で人とつながれる活動を通じて、「佐々木という弁護士がいる」と知ってもらうことが、結果的に地域の安心にもつながるのかなと感じています。