夫の不倫による離婚問題のご相談事例（40代女性）

「弁護士に相談するのはハードルが高い…」

「こんな悩みでも相談して大丈夫？」

と不安を感じている方も多いかと思います。今回は、実際にご相談いただいた方の声を紹介します。

どんなきっかけで相談に至り、どのような流れで問題が解決したのか。参考にしていただければ幸いです。

監修：弁護士　佐々木慎平
亀戸法律事務所所属 / 保有資格：弁護士(東京弁護士会所属)

離婚・相続・交通事故・消費者問題といった個人のご相談から企業法務まで法律問題に関する相談実績年間200件以上です。お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

監修：弁護士　佐々木慎平
亀戸法律事務所所属 / 保有資格：弁護士(東京弁護士会所属)

ご相談内容

長年連れ添った夫の不倫が発覚し、「子どもがいる中で本当に離婚すべきか」「親権や養育費はどうなるのか」といった不安を抱えておられました。
また、夫婦で築いた財産（共有の預貯金・住宅ローン付きの持ち家など）についても、どのように分ければよいのか判断がつかず、悩みは日々膨らんでいったといいます。

「感情面のつらさ」と「法的な複雑さ」の両方に直面するなか、心身ともに疲れきった状態でのご相談でした。

ご本人曰く、最初は誰にも相談できず、一人で抱え込んでいたとのこと。
「友人や親に話すのも気が引けてしまって…」という状況のなか、当事務所の情報をWEBで偶然目にし、「無料相談があるなら一度話を聞いてみよう」と思い立ったそうです。

「専門的なことは何もわからないけど、気軽に聞いてもいいんだ」

と感じられたのが、相談への第一歩になったとお話しされていました。

・近隣にある法律事務所だったこと（亀戸から数駅の駅に在住とのことでほぼ地元とのことでした）
・WEBの情報から、やわらかい雰囲気が伝わってきたこと

初回相談後、法的な整理と方針を話し合い、以下のような流れで対応を進めました。

STEP

離婚に向けた準備（証拠の整理、方針確認）

STEP

家庭裁判所への調停申立

STEP

調停での話し合いを重ねた結果、以下の合意が成立

話し合いは数回にわたりましたが、最終的には調停内で離婚が成立。

感情的なもつれもありましたが、法的な手続きの枠組みを活かすことで、落ち着いた形で解決に至りました。

今回のご相談では、ご本人の中で感情の整理と法的な対応をどう両立させるかという点に、強い葛藤が見られました。長年の結婚生活やお子様の存在を思うと、離婚という決断は簡単なものではありません。特に、不倫という裏切りに直面したときのショックと混乱は、想像以上のものです。

私たち弁護士が大切にしているのは、そうした「気持ちの揺れ」にも寄り添いながら、手続きを一歩ずつ進めることです。法律の知識だけでなく、状況整理と心の準備の両方を一緒に行っていくことで、「自分のために納得できる選択」ができるようサポートするのが私たちの役割だと考えています。

今回のケースでも、調停前にしっかりと方針を整理できたことが、スムーズな解決につながった大きな要因でした。結果として、お子様との新しい生活に前向きな気持ちで踏み出せたことを、私たちも本当に嬉しく思います。

ご依頼者様からも子供と共に新しいスタートが切れて良かったと感謝の言葉を言っていただけたことも印象に残っています。

同じようなお悩みを抱えている方にとっても、「まずは話してみる」という第一歩が、未来を切り開く大きな力になります。悩みを一人で抱えず、ぜひお気軽に無料相談をご利用いただければと思います。